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【Java】データ型一覧

Javaのデータ型には、それぞれ扱える値の範囲があります。

1.データ型一覧

データの種類 データ型 使用バイト数 扱える範囲値
整数 byte 1バイト -128~127
short 2バイト -32768~32767
int 4バイト -2147483648~2147483647
long 8バイト -9223372036854775808~9223372036854775807
実数(浮動小数点型) float 4バイト ±3.40282347E+38 ~ ±1.40239846E-45
double 8バイト ±1.79769313486231570E+308 ~ ±4.94065645841246544E-324
文字型 char 2バイト ¥u0000~¥uFFFF

なお、これらの表は必要な時に確認すれば良いので、全て覚える必要はありません。

ただし、変数には決められた範囲内の数値を代入する必要があるので、普段使わないほどの大きな桁数を扱う場合や、非常に細かい実数を扱う場合は、しっかりとデータ型を判断するとよいです。

例えば、int型が扱える範囲は「-2147483648~2147483647」なので、3000000000という整数値を扱う場合、int型が扱える範囲を超えていますので、long型を使用しなければなりません(int型のままだとエラーが起きます)。

2.メモリの消費量を考えたデータ型の選択

データ型の一覧を見ると、整数を一番幅広く扱えるのはlong型です。そして実数を幅広く扱えるのはdouble型です。

なので「そもそも整数を扱うときは全部long型がよくね?」「実数を扱うときは全部double型がよくね?」と思ってしまいます。

しかしコンピューターには一時記憶装置のメモリというものがあって、闇雲に「使用バイト数」が大きい型をたくさん使うと、メモリ消費量が大きくなります。

そのため「-128~127」内の整数しか扱わない場合などは、int型の使用バイト数がもったいないので、byte型を使うなどの工夫が必要です。

とは言いながらも、大規模プログラムを動かすレベル以外では、メモリ消費量なんて考えなくて良いのが正直なところです。なので莫大な整数を扱う場合以外、基本整数のデータ型はint型を使うのが普通です。

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