【Java】文字データや数値データの出力
Javaのプログラミングをはじめるに当たり、もっとも利用頻度が高い「データの出力」を最初に説明したいと思います。
データの出力は処理途中や処理結果で頻繁に行いますので、ここは超重要です。
なお、データの出力にはprintln(プリントライン)メソッドというものを使用します。
【参考】
メソッドとは?(基礎編)
1.文字データを出力する
文字データというのは、「あ」や「あいうえお」などの半角数字以外の文字(文字列)のことをいいます。
では早速、printlnメソッドを使用して、文字データ「う」と「わっしょいwwわっしょいwww」を出力してみます。
Javaの環境構築で作成した「java」フォルダに「Lesson001.java」という名前のファイルを作成し、以下のJavaプログラムを入力して保存してください。
public class Lesson001{ public static void main(String args[]){ System.out.println('う'); System.out.println("わっしょいwwわっしょいwww"); } }
そして「java」フォルダに作成したコマンドプロンプトを立ち上げて、以下のように「javac Lesson001.java」でコンパイル(中間コード生成)し、「java Lesson001」で実行します。
C:\Users\ysk\Desktop\java>java Lesson001
う
わっしょいwwわっしょいwww
すると上記のように文字と文字列が出力されます。
【ワンポイント】
System.out.println( );の引数の中(括弧の中)に文字データ(1文字のデータ)を入れる場合には「'」シングルクォーテーションで文字を囲みます。
そして、文字列データ(2文字以上のデータ)を入れる場合には「"」ダブルクォーテーションで文字列を囲みます。
2.数値データの出力
次に数値データを出力してみます。
同様に「java」フォルダに「Lesson002.java」という名前のファイルを作成し、以下のJavaプログラムを入力して保存してください。
public class Lesson002{ public static void main(String args[]){ System.out.println(5); System.out.println(2013); } }
そして以下のように「javac Lesson002.java」でコンパイルし、「java Lesson002」で実行します。
C:\Users\ysk\Desktop\java>java Lesson002
5
2013
すると上記のように数値データが出力されます。
System.out.println( );の引数の中(括弧の中)に数値データを入れる場合、文字データと違ってクォーテーションは要りません。
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