【Java】変数にデータを代入して出力する
ここでは、変数にデータを代入し、その変数にあるデータを出力したいと思います。
1.変数について
Javaには「変数」というものがあります。変数をわかりやすく説明すると、「データを入れる箱」みたいなものです。
ただし、パソコンの中に実際の箱は準備できませんので、適当な文字(「i」とか「str」とか好きな文字)を箱とみなし、その中にデータを入れます。
なお、変数の詳細は以下を参照してください
【参考】
変数とは?
2.変数宣言について
変数は「データを入れる箱」ですが、Javaでは、変数を作る際、「この変数(箱)には数値データをいれる!」とか「文字列データを入れる!」とかを明確にしなければなりません。
このように、「この変数には○○○を入れる!」と決めることを変数宣言といいます。
【参考】
変数宣言とは?
3.変数に文字列を代入し、それを出力する
では文字列を扱う変数「str」を宣言し、その変数「str」に「うほうほ!」という文字列を代入し、出力してみたいと思います。
文字列を扱う変数は「String」型で宣言
※詳細は変数宣言とは?
「java」フォルダに「Lesson003.java」というファイルを作成し、そのファイルに以下のJavaプログラムを入力して保存してください。
public class Lesson003{ public static void main(String args[]){ //文字列を扱う変数「str」を宣言 String str; //変数「str」にデータを代入 str = "うほうほ!"; //変数「str」を出力 System.out.println(str); } }
そして「javac Lesson003.java」でコンパイルし、「java Lesson003」で実行してください。
C:\Users\ysk\Desktop\java>java Lesson003
うほうほ!
すると、上のように「うほうほ!」と出力されるはずです。
4.変数に数値を代入し、それを出力する
では整数を扱う変数「i」を宣言し、その変数「i」に「100」を代入し、出力してみたいと思います。
整数を扱う変数は「int」型で宣言
※詳細は変数宣言とは?
「java」フォルダに「Lesson004.java」というファイルを作成し、そのファイルに以下のJavaプログラムを入力して保存してください。
public class Lesson004{ public static void main(String args[]){ //整数を扱う変数「i」を宣言 int i; //変数「i」に100を代入 i = 100; //変数「i」を出力 System.out.print(i); } }
そして「javac Lesson004.java」でコンパイルし、「java Lesson004」で実行してください。
C:\Users\ysk\Desktop\java>java Lesson004
100
すると、上記のように「100」と出力されます。
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