【Java】条件式で使う演算子
プログラミングで必ずと言っていいほど使われる「if」や「while」、「for」での条件判定で使用される演算子の説明です。
1.比較演算子
読んで字のごとく、右辺と左辺の値を比較する演算子です。結果は「true」か「false」のいずれかです。
i == j; ← iはjと等しい
i != j; ← iはjと等しくない
i > j; ← iはjより大きい
i >= j; ← iはj以上
i < j; ← iはjより小さい
i <= j; ← iはj以下
2.論理演算子
複数の条件を組み合わせることができる演算子です。
- &&(論理積)
「条件1 && 条件2」 ← 条件1と条件2が両方とも「true」だったら「true」、それ以外は「false」 - ||(論理和)
「条件1 || 条件2」 ← 条件1と条件2のいずれか、もしくは両方とも「true」だったら「true」、それ以外は「false」 - !(否定)
「!条件」 ← 「!」は条件をひっくり返す演算子。条件が「true」だったら「false」に、「false」だったら「true」にする
論理積「&&」と論理和「||」について
以下は変数「i」が5以上かつ9より小さい条件を表しています。
( i >= 5 ) && ( i < 9 )
また、「&&」を「||」に変えると、変数「i」が5以上または9より小さい条件を表しています。
( i >= 5 ) || ( i < 9 )
なお、条件式の演算子は「if」や「while」、「for」構文の中で使用しないことにはその意味が捉えくいので、それらの構文が出てきた時に再度説明します。
否定「!」について
否定は、~じゃなければ「true」というように真偽判定をひっくり返すのに利用します。
!(i == 3);
上は、変数「i」が3じゃなければ「true」という意味になります。
なお、以下は同じ意味になります。
i != 3;
!(i == 3);
3.条件演算子
条件演算子は、条件式の結果により式1か式2のどちらかを実行する演算子です。
条件式 ? 式1 : 式2;
例えば、次用に使います。
int i = 7;
boolean b;
( i <10 ) ? b = true : b = false;
System.out.println(b);
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