【Java】クラスとは?(基礎編)
クラスはJavaプログラミングにおいて最も重要なものです。Javaはオブジェクト指向(使い回し)の言語と言われますが、オブジェクト指向の根幹を担っているのがクラスです。
クラスはとっても大事な考え方ですが、学習初期ではクラスの概念は理解できないので、ここではクラスの基礎的な部分を説明します。
1.クラスの形
Javaのクラスとは何か?を説明する前に、クラスの形について説明します。
下は、「Sample.java」で出てきたJavaプログラムです(「Sample.java」では冒頭が「public class Sample」となっていましたが、下はクラスの形がわかりやすいように「class Sample」としています。「publicをつけなくてもいいの?」と疑問になりますが、なくても構いません。「public」があればあることが可能になるのですが、その詳細については後回しです)。
class Sample{ public static void main(String args[]){ System.out.println("Hello"); } }
上の部分の「class Sample{~~~~}」がクラスです。
すなわち、クラスの形とは以下です。
class クラスの名前{ ~~ここにはメソッドなど~~ }
クラスの名前は任意に決めることができますが、大事なことはクラスではクラス名の前に必ず「class」を書くということです。
2.クラスとは?
Javaのクラスとは、「使い回しできそうな機能(メソッド)を持ち、プログラムの中で何度も使えるようにするもの」です。
例えば、Javaにおいてデータベースにデータを入力する場合、7~8行のプログラムを書く必要があります。しかしいろいろな場所でデータベースへの入力が必要なとき、その場所その場所で7~8行のプログラムを書くのはナンセンスです。
そのとき、「データベースにデータを入力する機能を持たせたクラス」を作成すれば、それを活用することでたった1行でデータベースにデータを入力することができるようになります。
この段階では「?」でも大丈夫ですが、
クラスは使い回しできそうな機能(メソッド)をもったもの
ということだけは覚えておいてください。
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