【Java】変数とは?
変数とは、データ(数値や文字)を格納する箱みたいなものです。ここでは変数について説明します。
1.データについて
変数の説明をする前に、データの説明をします。データは大きく分けて「数値データ」と「文字データ」があります。
数値データは、整数と実数があります。
実数とは?
プログラム言語では、小数のことを実数といいます
文字データは、「あ」とか「a」とか「海」などの文字です。「あいう」などの文字をつなぎ合わせたものは文字列といいます。
- 数値データ
整数、実数 - 文字データ
文字、文字列
2.変数について
変数とは、「データを入れる箱」みたいなものです。
ただし、プログラムは文字の羅列ですので、現実世界みたいに実際の箱は準備できません。そのため、適当な文字を箱とします(変数の文字には「i」や「str」などが使用されますが、自分の好きなものでOKです)。
つまり、変数「i」というものを作って、それを箱とみなし、そこにデータを入れるわけです。なお、変数にデータを入れることを「代入」といいます。
3.変数への代入
変数にデータを入れることを「代入」といいますが、代入はとても簡単です。
以下では、変数「i」に「5」という数値を代入しています。
i = 5;
以下では変数「c」に「ほ」という文字を代入しています。
c = 'ほ';
以下では、変数「str」に「うほ!いい男」という文字列を代入しています。
str = "うほ!いい男";
【ポイント】
文字(1文字)はシングルクォーテーションで囲み、文字列(2文字以上)はダブルクォーテーションで囲むルールがあります。
なお、数値はクォーテーションで囲む必要はありません。
4.変数の命名規則
上で、変数は好きな文字でOKと書きましたが、命名規則があります。それは以下です。
- 半角英数字と「_」(アンダーバー)、「$」が使える
- 頭文字に数字は使用できない
- 予約語は使用できない
- 大文字と小文字の区別がある
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