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【Java】2次元配列とは?

配列は変数を一つ準備するだけでその中に任意の個数のデータを代入できます。

さらに配列には、2次元配列なるものがあります。

1.2次元配列とは?

2次元配列とは、名前のとおり2次元的な配列です。

配列

通常の配列は1次元配列で、上の画像のように横方向(X方向)にデータの広がりがあります。

2次元配列は横方向(X方向)と縦方向(Y方向)にデータの広がりがあります。

2次元配列

2.2次元配列のメリット

2次元配列のメリットは、1次元配列と同様に、たった一つの変数(配列)で数多くのデータを扱えるところです。

例えば、ジャニーズの5人組グループ「SMAP」「TOKIO」「嵐」のメンバー全員を2次元配列に代入してみると以下のようになります。

String[][] menber = new String[][]{
{"中居正広", "木村拓哉", "稲垣吾郎", "草彅剛", "香取慎吾"},
{"城島茂", "国分太一", "長瀬智也", "松岡昌宏", "山口達也"},
{"大野智", "二宮和也", "相葉雅紀", "松本潤", "櫻井翔"}
};

2次元配列の代入例

こうすることで、15個のString型の変数をつくらず、String型の2次元配列1つでメンバー名を代入できます。

3.2次元配列の宣言方法

配列の宣言とデータの代入を一気にする場合

データ型[][] 配列名 = new データ型名[][]{
{○, ○, ○, ○, ○},
{△, △, △, △, △},
{□, □, □, □, □}
};

[][]」の部分に意識し、あとはY方向の数だけ一次元配列みたいなデータを「,(カンマ)」で区切って入力するだけです。

配列の宣言を先に行い、後からデータを代入する方法

データ型[][] 配列名 = new データ型名[Y方向の長さ][X方向の長さ];

基本的に通常の配列と形は同じですが、赤文字の部分が違います。

なお、[Y方向の長さ][X方向の長さ]に関してですが、Y方向の長さが先に来るのがポイントです。

4.2次元配列のデータを取り出す

2次元配列も取り出し方はとっても簡単です。

例えば、上で作成した2次元配列のデータ「中居正広」を取り出す方法は以下です。

menber[0][0]

【ポイント】
Y方向もX方向も「0」からスタートします。

そして裸になって何が悪い!と名言を残した「草彅剛」を取り出す方法は以下です。

menber[0][3]

そして日本が誇るイケメン「長瀬智也」を取り出す方法は以下です。

menber[1][2]

最後に、個人的に大好きな「櫻井翔」を取り出す方法は以下です。

menber[2][4]

5.2次元配列へのデータの代入

2次元配列で最初に配列を宣言し、そのあとにデータを代入する方法を説明します。やることはいたって簡単です。

まず最初に2次元配列の宣言をします。

int[][] member = new int[3][7];

これはint型の配列で、Y方向に3つまり4行、X方向に7つまり8つの列があります(配列の数は0からカウントします)。

ではY方向の2行目、X方向の6列目に数値「2013」を代入してみます。

int[1][5] = 2013;

このような要領で2次元配列にも後からデータを代入できます。

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