【WordPress】サーバー移転後に「WP Super Cache」のエラーがでるときの対処法
WordPressサイトを別のサーバーに移転してキャッシュプラグイン「WP Super Cache」を再有効化すると、各種エラーがでます。
ここではそのエラーの対処法を説明しています。
前提
このページは、下のいずれかのページの続きで、WordPressサイトの移転時に「WP Super Cache」を使用していた人向け用のページです。
「WP Super Cache」の再有効化
WordPressサイトを移転するときに「WP Super Cache」を停止したので、WordPressの管理画面→プラグインから再有効化してください。
そのとき、WordPressの管理画面→設定→「WP Super Cache 設定」にいくと、画面上部に次のエラーが出ます。
WP_CACHE constant added to wp-config.php
If you continue to see this warning message please see point 5 of the Troubleshooting Guide. The WP_CACHE line must be moved up.
しかし気にせず別のページに移動してみてください。すると画面上部に先ほどとは違う以下のエラーがでます。
Warning! WP Super Cache caching was broken but has been fixed! The script advanced-cache.php could not load wp-cache-phase1.php.
The file /home/○○○/www/○○○/wp-content/advanced-cache.php has been recreated and WPCACHEHOME fixed in your wp-config.php. Reload to hide this message
しかしこれも気にせず別のページに移動してみてください。そしたらエラーが出てこなくなります。
これでエラーの対処は終わりです。
エラーが出なくなった仕組み
「え?何もしてないのに?なぜ?」と疑問に思われるかもしれませんが、事前に対処していたからです。
というのも、WordPressの本体データの中にある「wp-config.php」の編集のときに下の画像の青枠の部分を削除したと思います。
実はこの青枠部分は、「WP Super Cache」プラグインへのパス指定となっています。そしてよく見るとわかるようにサーバ内のパス指定となっています。
そのため別のサーバーに移転すると、サーバーが変わるので当然そのパスは正しくないものになります。なのでWordPressサイトの移転時に不要な青枠部分を削除しました。
さて、移転が完了したときに「WP Super Cache」を再有効化しましたが、「wp-config.php」にあるはずの「WP Super Cache」プラグインへのパス指定はありません(削除したので)。そのため最初のエラー文が出力されます。
しかし2つ目のエラー文を読むとわかるように、「WP Super Cache」プラグイン自身が「wp-config.php」に新サーバーでの「WP Super Cache」プラグインへのパス指定を再び記述しています(「wp-config.php」ファイルを見ると確かに新サーバーでのパス指定が記述されている)。
そのためこれ以降エラー文が出てこなくなります。
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