【CentOS7】ffmpegをインストールする方法

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カテゴリー: サーバー

CentOS7にffmpegをインストールする方法&使用例を説明しています。

今回、CentOS7にffmpegをインストールしましたが、その他のCentOSのバージョンでもインストールできるはずです。

ffmpegをインストールする方法

ffmpegは次のような手順でCentOS7にインストールします。

EPELリポジトリのインストール

ffmpegをCentOS7にインストールする場合、EPELリポジトリが必要です。

次のコマンドでインストールしましょう。

yum -y install epel-release

nux-dextopリポジトリのインストール

同様に、nux-dextopリポジトリもインストールします。

rpm -Uvh http://li.nux.ro/download/nux/dextop/el7/x86_64/nux-dextop-release-0-5.el7.nux.noarch.rpm

ffmpegのインストール

yum -y install ffmpeg

以上で、ffmpegのインストールは完了です。

ffmpegの使用例

ffmpegの使用例を説明するために、元動画と編集された動画が出力されるパスを定義しておきます。

  • 元動画のパス:/var/www/html/test/original.mp4
  • 出力動画パス:/var/www/html/test/output.mp4

トリミング(時間)

ffmpegで動画のトリミング(時間でのトリミング)を行う場合、次のようにします。

ffmpeg -i 元動画 -t 切り出し時間[秒] 出力動画

例えば、

  • 再生時間:58分58秒
  • 容量:351MB

の動画を0秒~18分20秒でトリミングしたい場合、次のようにします。

ffmpeg -i /var/www/html/test/original.mp4 -t 1100 /var/www/html/test/output.mp4

1100」は18分20秒という意味です。

18分20秒=18×60+20=1100秒

実際にこのコマンドを使って動画をトリミングしたところ、

  • 再生時間:18分20秒
  • 容量:83MB

の動画が出来上がりました。

〇秒~△秒でトリミング

もしも〇秒~△秒でトリミングしたい場合、次のようにします。

ffmpeg -ss 開始時間[秒] -i 元動画 -t 切り出し時間[秒] 出力動画

注意して欲しいのは、あくまでも指定するオプションは「切り出し時間」であって「終了時間」ではないことです(以下に詳しく説明します)。

先ほどトリミングしてできた

  • 再生時間:18分20秒
  • 容量:83MB

の動画を「やっぱ32秒~18分4秒の動画にしたい」と思った場合、次のようにしなければなりません。

ffmpeg -ss 32 -i /var/www/html/test/original.mp4 -t 1052 /var/www/html/test/output.mp4

1052」は次の意味です(「1084」を指定した場合エラーとなります)。

トリミング開始時間:32秒 トリミング終了時間:1084秒(18分4秒) 切り出し時間=1084―32=1052秒

 

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