【GoogleAnalytics】アクセスユーザーの会社名を調べる方法
GoogleAnalyticsを使ってアクセスしてきたユーザーの会社名(正確にはドメイン名)を調べる方法を紹介します。
会社名そのものはわかりませんが、ある会社内にいるユーザーが、その会社のインターネット回線を利用してアクセスしてきた場合ドメイン名が記録されます。
サービスプロバイダの確認
GoogleAnalyticsにログインし、左サイドバーのユーザー→ユーザーの環境→ネットワークにいけば、デフォルトで以下のようにサービスプロバイダを確認できます。
これはWebサイトへアクセスしてきたユーザーがどのサービスプロバイダを使っているかを確認できます。
ドメイン名を表示
このサービスプロバイダ名を見ても、事業者名の英数字が並んでいるだけでなんのこっちゃわかりません。
しかし、次のように設定するとドメイン名単位で表示できます。
1.上部にある「セカンダリ ディメンション」をクリック
2.ユーザー→ネットワークドメインをクリック
すると、次のようにサービスプロバイダ名の横にネットワークドメイン名が表示されるようになります。
仕組み
グーグルが何故サービスプロバイダやドメイン名を把握しているのか?ということですが、WebサイトにアクセスしてきたユーザーのIPアドレスを逆引きしているからだと思います。
そしてGoogle独自のデータベースと照合して詳細に判断しているからだと思います。
利用方法
アクセスしてきたユーザーのドメイン名を把握して何があるんだ?ってことですが、一般層のユーザーは大手のインターネットプロバイダを利用してるのでその情報を確認しても意味はあまりないですが、独自のドメインでインターネット回線を引いている会社内からのアクセスであれば、その会社名を把握することができます。
つまり、
- 競合他社からのアクセスがあるかどうか?
- 顧客になりそうな会社からのアクセスがあるかどうか?(営業的な意味で)
などを把握することができます。
アドバンス フィルタ
さらに絞込み機能であるアドバンス フィルタを使うと捗ります。
例えば、登記簿に記載されている会社は「co.jp」ドメインを利用できますが、比較的大きな会社であれば固定IPでネットワークを引いていることが多いです。
そのため「co.jp」ドメインに限定して確認することで、競合他社や顧客見込みの会社を確認できます。
その方法は、「アドバンス」をクリックし、「ネットワークドメイン」に設定し「含む」検索にして「co.jp」で検索を行うだけです。
あとは、これらのデータを分析(ページビュー数や訪問時間、新規訪問の割合など)すれば、関心の高い顧客を割り出したりできます(関心の高い顧客だと判断したら営業をかけるなりの戦略が取れます)。
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