【CentOS7】PHPのエラーログを出力する

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カテゴリー: サーバー

CentOS7でPHPのエラーログを出力する方法を説明しています。

「php.ini」の編集

CentOS7においてPHPのエラーログを出力するためには、まず「php.ini」ファイルを編集する必要があります。

サーバーにSSH接続を行い、次のコマンドを叩いて、「php.ini」を編集します。

[root@**** ~]# vi /etc/php.ini

なお、編集方法ですが、キーボードの「i」を押して編集モードにして、最終行までいき、次の設定を書き込み、

display_errors = Off
log_errors = On
error_reporting = E_ALL
error_log = /var/log/php-error.log

キーボードのエスケープキーを押して、「:wq」で上書き保存します(編集にミスが生じた場合は、「:q!」で上書きせずに操作を最初からやり直してください)。

display_errors = Off

これは、PHPでエラーが生じた場合、ブラウザの画面にエラーを出力させないための設定です。

ブラウザの画面にエラーを表示させたい場合は、「Off」を「On」にしてください。

log_errors = On

これは、PHPのエラーログを出力させる設定です。

error_reporting = E_ALL

これは、全てのPHPエラーを出力するための設定です。

出力させるエラーレベルについては【PHP】エラーの出力設定を参照してください。

error_log = /var/log/php-error.log

これは、PHPのエラーログを出力させるファイルのパスを指定する設定です。

PHP実行時にエラーが生じた場合、これで指定したファイルに記録されます。

「php-error.log」の作成

エラーログを出力させる「php-error.log」ファイルを作成します。

[root@**** ~]# touch /var/log/php-error.log

そして、作成したファイルの実行ユーザーをapacheにします。

[root@**** ~]# chown -R apache:apache /var/log/php-error.log

最後にapacheの再起動を行います。

[root@**** ~]# systemctl restart httpd.service

PHPエラーのログの確認

PHPのエラーログを確認したい場合、次のコマンドで確認できます。

[root@**** ~]# vi /var/log/php-error.log

以上で、PHPのエラーログを出力させ、確認することができます。

 

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