3333段の石段に挑戦!「日本一の石段」を制覇してきた

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カテゴリー: 生活

この前、熊本県の美里町というところにある3333段の石段 その名も「日本一の石段」に挑戦し、無事に制覇してきたので体験談をまとめたいと思います。

途中かなりきつくて「マズったかな?」と後悔しましたが、途中でやめて「ヘタレ」の称号をもらうわけにもいかなかったので何とか制覇してきました。

ほんとにきつかったですが、今では「挑戦してよかった!」と心から思っています。

 

なお、3333段の石段に挑戦するにあたってのアドバイス等は日本一の石段「3333段」の住所・電話番号・注意点などにあるので参考にしてください。

挑戦のきっかけ

30を過ぎてお腹がたるみ、かと言って運動をするわけでもなく、極めつけは現在ニートという体たらくになんだかなーと思っていたのですが、

友達と話しているときに「運動しないか?」という話になり、かといってランニングやウォーキングだとつまらないので友人が

熊本に3333段の石段があって日本一らしい。そこを制覇しないか?

と誘ってきました。

石段?階段のぼるだけやん!でも面白そう

と観光も目的にノリで承諾し、友達の仕事が休みの時に一緒に挑戦してきました。

3333段の石段に挑戦!

まずは3333段の石段のスタート地点をお見せしたいと思います。

この画像に見える石段は確か50段くらいで100段すらありません。

最初の一段

最初の一段ということで、「ノリとワクワク」で満面の笑みで記念撮影を行いました。

なお、顔出しは怖いので「まさに外道」でおなじみの赤ちゃんのスタンプをしています。

「まさに外道!」の赤ちゃんスタンプツール!を使用。

100段目

100段登った時点で私は、少しの息切れと心臓の鼓動の強さを感じました。

頂上にいくためにはあと33倍の石段を登らなければなりません。

なお、序盤にはこのように身を清めるスポットがあり、ここで手を洗ったら何故か少しパワーが沸いてきました。

これがスピリチュアルパワーか・・・

と意味の分からないことを考えながら先を急ぎました。

400段目

正直このあたりで、気温も高くて汗が吹き出し、心拍数も上がって呼吸が乱れてきました。

そして、地味に太ももの筋肉がじんじんとしてきて・・・

マジか・・・大丈夫かこれ

と雲行きが怪しくなりました。

また、私が汗だくできつそうにしていたのがわかったのか、石段を降りてきた80歳くらいのおばあちゃんから「お疲れ様」と労いの言葉が・・・

このおばあちゃんは3333段を制覇したのか

と驚嘆するとともにこの程度でバテていた自分に恥ずかしさを覚えました。

そんなこんな上を見上げると、

どーん

おわた\(^o^)/

なんだこの休む暇もない石段の連続は!・・

600段目

ここまでは友達とのチキンレースみたいな感覚があり、「きつくね?」とか

弱音を吐いたら「負け」みたいな雰囲気があり「きちぃ」と思いながらも平静を装い登っていましたが、ふと「あーヤバいかも」と無意識に発言したところ

そうやね。休憩しようか

と友達が発言し、ようやく初めての休憩をとることにしました。

なお、石段を登っていく途中にこのような休憩所やベンチが随所に設けられているのでこまめに休憩をとることができます。

800段目

休憩で水分補給と休息をとったのが効果てきめんだったのか、特にきつく感じず一気に800段まで駆け上がることができました。

1100段目

もうここからは日ごろの運動不足がたたって、汗だく&息切れしながらひたすら無言で登っていきました。

そして無駄に計算する癖があるので、「これでようやく1/3か・・・」と絶望感を感じました。

1500段目

ひたすら辛抱を重ね、ようやくほぼ半分のところまで到達しました。

しかしここからが不思議なのですが、体が心拍数に慣れてきたのか、はたまた小学校高学年からバリバリのスポーツをやってきたポテンシャルが蘇ったのか、なぜか1500段目あたりからきつさがなくなりました。

自分でもこのとき

あっ、いけるわこれ

と確かな感触を得られました。

2000段目

よしっ、あと1300段!

両サイドを木に囲まれ、日差しが遮られ、さらに風が吹く高環境に恵まれ、かなり気持ちよく登ることができました。

そして開けた場所から下を見下ろすと、なんと景色の良いことか!

これだけでもかなりの距離を登ってきたことがわかります。

そして、なぜか石段を登らなくてもいけるショートカットが出現!

あなたは左?それとも右?と試されましたが、ここまで来て左のショートカットを選んだらすべてが台無しになります。

当然右の石段の方を選択し、軽快に駆け上がりました。

そしてそして3000段目!

いよいよ頂上まであと333段!

実は2500段目あたりから風がやみ、無風の中で汗が噴き出して体力を消耗し、再度苦しい行程が続いたのですが、これを見た瞬間から急に元気が湧いてきました。

なお、3000段目に到達する前にはこのような展望台?休憩所?みたいなものがあり、かなり整備されている印象を持ちました。

3300段目

いよいよ頂上まであと33段!

3333段目!

スタートしてから1時間10分でようやく頂上までたどり着きました!

汗をかき、心拍数があがり、足の筋肉が損傷し、途中何度も苦しい展開がありましたが、無事に3333段の石段を制覇できました。

そして頂上には、こんな染みるかっこいい一言がありました。

白竜が昇るが如し石段は 三,三三三で日本一

お寺にお参りをしてきました

頂上にたどり着いて、さらに2kmほど道(石段はもうない)を歩いたら、「釈迦院」というお寺があります。

そこまでいかないと「完全制覇ではない」と考えたので、さらに歩を進め、お参りをしてきました。

その道中展望台ちっくなものがありましたので、このようにすけかました態度で記念撮影を行いました。

ここでの風景はこんな感じです(逆光で上手に撮れませんでしたが、実際に見ると絶景です)。

遠くにあるはずの諫早湾?がこんなにも近く、そして小さく見えます。

こちらがお参りをさせて頂いた「釈迦院」です。

今日の辛く有意義な体験ができたことに対する感謝。

そして家族、私、隣にいる友達、はたまた人類が平穏無事で過ごせるようにお願いをしてきました。

まとめ

今回3333段の石段に登りましたが、最初は「ぶっちゃけ石段ってただの階段でしょ?余裕じゃん!(ヘーキヘーキ」と思っていましたが、やはり「日本一」は伊達ではなく、私の日ごろの運動不足も響いてかなりきつかったです。

しかしその分達成感も凄く、とても気持ちの良い気分になれました。

どうやって降りるの?

え?どうやって降りるかって?もちろん来た道を引き返すだけです!

えぇーおりましたよ、登ってきた3333段を一つ一つ降りていきました。

もちろん登りよりはきつくないですが、下りは足の筋肉が消耗している+登るときとはまた違った部分の筋肉を使うため、変な違和感が続きました。

癒しとコミュニケーション

スタート地点に降りてくるにしたがって、近くに川か滝があるのか川のせせらぎが聞こえとても心地よいです。

そして私自身驚いたのですが、上り下りですれ違う人は必ず「こんにちは」とあいさつを交わすのです。

最初びっくりして「ふぁ?」と思ったのですが、友達いわく「山登りする人の基本」とのことで、「へーそうなんだ」と感心しました。

もちろん私も、最初は違和感を感じましたが、あとからは自然に挨拶を交わすことができました。

普段は他人には興味はあまりないのですが、人と人との繋がりって素晴らしいなと感じることができました。

ほんとおすすめ

いわばノリで石段に挑戦したわけですが、体験してみてかなりお薦めできるスポットだと思います。

  • 体と精神の疲弊
  • 苦しいことに対する辛抱
  • 共に登る人との励ましあいや協力
  • この上ない達成感

一緒に登った人との絆は深まること間違いなしです。

家族や友人、カップルでの挑戦にかなりおすすめです。

 

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