SAMSUNG 860 EVO(MZ-76E250B/IT)の性能を調べてみた!
最近、使っているパソコンの内臓HDDの調子が悪くなったので、「この機会に!」と思ってSAMSUNGの「860 EVO MZ-76E250B/IT」を購入してみました。
これまで使っていたHDDでは特に起動時間や動作の遅さに不満はなく、同じメーカーのHDDに交換しようと思ったのですが
ということで購入し、
- 書込速度、読込速度
- 起動時間や動作の短縮時間
について調べてみました。
「860 EVO MZ-76E250B/IT」を購入!
SAMSUNGの「860 EVO MZ-76E250B/IT」ですが、2018年7月29日現在
- Amazonでは7,908円(税込み・送料込み)
- 価格.comでは7,980円(税込み・送料込み)
で販売されていましたが、
という考えがあり、地元にあるパソコン工房に足を運んだところ「7,980円」で販売されていたためパソコン工房で購入しました。
- 価格:7,980円
- 製造日:2018年4月4日
- 保証:5年 もしくは 150TBW
↓箱の中には「SSD本体」と「説明書」の2つだけが入っていました。
※保証書はなく、購入時のレシートが保証を受ける際に必要とのこと!
↓これまで3.5インチのHDDを使っていたため2.5インチSSDのコンパクト(薄さ?)に驚愕しました!
「読込速度」と「書込速度」はいかほど!?
これまでパソコンのハードディスクはHDDのみしか使ったことがなかったのですが、
と聞いており、居ても立っても居られずすぐにCrystalDiskMarkで速度を計測してみました。
これまで使っていたHDD
その前に比較のためにこれまで使っていたHDDの速度計測を・・・
なお、このHDDは5年前に購入したパソコンについてたものでメーカーと品番は以下です。
- メーカー:Seagate
- 品番:ST1000DM003
- 備考:3.5inch 内蔵ハードディスク 1.0TB 7200rpm 64MBキャッシュ 1TBプラッタ技術採用 SATA3.0 6Gbps
860 EVO MZ-76E250B/IT
そしてこちらが今回購入した「860 EVO MZ-76E250B/IT」の速度です。
比較してみると一目瞭然ですね!
シーケンシャルな書込速度と読込速度が約2倍ほど向上しました!
むむむ・・・!!!
これまで使っていたHDDのパフォーマンスを大きく上回ったので喜んでいたのですが、購入前に調べていた「860 EVO MZ-76E250B/IT」の読込速度と書込速度の半分ほどの能力しか出ていないことに気づきました。
こちらがSAMSUNGから出されている値です。
なぜ俺のSSDはその半分の速度しか出ていないの?
と思ったのですが、いろいろと調べた結果、私のパソコンの基盤がSATA2(MAX 300MB/s)にしか対応しておらずSATA3(MAX 600MB/s)の速度には未対応だったのが原因でした。
ちなみに、こちらがSATA3での計測結果です(価格.comのribboncyaさんのレビュー)。
う、うらやましい!
私はパソコンの基盤の仕様でどうしても「860 EVO」の最大パフォーマンスの半分しかでません・・・
起動時間は早くなったのか?
大事なのは数値でのパフォーマンスではなく体感速度だ!ということで、起動時間がどれだけ早くなったのかテストしてみました。
こちらがこれまで使っていたHDDでのWindows10起動時間です。
そしてこちらが「860 EVO」でのWindows10起動時間です。
なんと13.4秒も起動時間が早くなりました!
私のパソコンの場合、もともと起動時間が早かったので短縮時間が少なく感じられますが、起動に1分以上かかるパソコンではもっともっと短縮時間が大きくなるものと思われます。
パソコン操作は早くなるのか?
私はパソコンの起動後にすぐにブラウザFirefoxを起ち上げます。
次は、起動ボタンを押してからFirefoxの起ち上げまでどのくらいの時間短縮がなされるのかテストしてみました(起動時間+Firefox起ち上げ時間の合算値)。
こちらがHDDの場合です。
そしてこちらが「860 EVO」の場合です。
一目瞭然!Firefoxが起ち上がるまでの時間が約30秒も早くなりました。
今回はFirefoxだけテストしましたが、Exellなどの起動も以前とは比べ物にならないくらい早く立ち上がるので、SSD効果は抜群といえそうです。
耐久性は?
ハードディスクでもっとも気になる部分はパフォーマンスですが、次に気になるのは耐久性だと思います。
耐久性がないと突然ハードディスクが壊れてすべてのデータを喪失する・・・なんていう悲劇が起きますので耐久性もかなり重要視しなければなりません。
残念ながら「860 EVO」を使いだしてからまだ日数が経っておらず、この部分については言及できませんが、随時「860 EVO」を使っていく中で気づいたことをこの記事に更新していこうと思います。
ちなみにこれが現在の「860 EVO」の状態です(CrystalDiskInfo)。
定期的にCrystalDiskInfoの画像を載せて「860 EVO」の耐久性を確認していきたいと思います。
保証について
「860 EVO MZ-76E250B/IT」にはSAMSUNGから5年間または150TBWの保証を受けられます。
メーカー(SAMSUNG)がこの保証を出すということは、5年以上の使用や150TBWのデータ書込みに耐えられるということなので耐久性は問題なく、安心して使用できるのではないかと思います。
こまめにバックアップを取っていれば、5年以内もしくは150TBW使う前に壊れた場合は修理?交換?で再び使える状況になるというのは消費者としてはありがたいですね。
※購入時の箱には保証書は入っていないので、店舗購入の場合はレシートを!ネット購入の場合は購入メールや購入したことを証明できる画面などを保存しておく!ようにしてください
まとめ
私が使っているパソコンではSATA3に対応しておらず「860 EVO MZ-76E250B/IT」のパフォーマンスの半分ほどしか引き出せないことに気づいてガックシしましたが、
パソコンの起動やソフトの起ち上げが以前よりかなり早くなりパソコンを使う中での「無駄な待ち時間」が減ったのでより快適にパソコンが使用できるようになりました。
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