パソコンの自動化で稼ぐことができたので方法教えるよ!

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カテゴリー: パソコン

「UWSC」というパソコンの操作や作業を自動化できるフリーソフトを知っていますか?

先日、このソフトを使ってパソコン作業を自動化させ、微妙ですが7,000円稼ぐことができたのでその詳細と自動化の方法を掲載したいと思います。

自動化させた作業

実際に自動化させた作業はこちらです。

何が起きているのかわからねぇ!

 

となりますが、実はこれパソコンが自動で動いて8個のパワーポイントファイルの拡張子を「.pptx」から「.ppt」に変更しています

これを1,200件パソコンにさせて7,000円稼ぐことができました。

正直あんまり意味わかんないと思うので以下に詳細を述べます。

ココナラで仕事をゲット!

最近、クラウドソーシングサイトであるココナラというサイトにはまっているのですが、

ココナラには「リクエストボード」なるものがあって、そこでは依頼者が困ったことや助けてほしいことを書き、それを手助けできそうな人が助けて報酬を貰うという仕組みがあります。

私は3月末で仕事を辞めて割と暇なので、ちょこちょこ覗きながら自分でもできそうな仕事を探しているのですが、先日、このような依頼がありました(なお、依頼者の秘匿のために内容等は変更しています)。

  • 依頼内容:1,200件のパワーポイントファイルを「.pptx」から「.ppt」に変更してほしい
  • 予算:5,000円~10,000円

拡張子を変更するだけじゃん!

実際に自分のパソコンにあるパワーポイント2016で試したら簡単に拡張子を変更できたので

これはいける!

と確信を得て提案を行いました。ちなみにパワーポイントの拡張子は

  • 「.ppt」→パワーポイント2003までの拡張子
  • 「.pptx」→パワーポイント2016の拡張子

となっており、上位バージョンであるパワーポイント2016は2003バージョンの拡張子である「.ppt」に任意に変更できる機能があります。

手作業でどのくらいかかるの?

この機能を使えば簡単にできるので実際にトライしたところ、1分間に3個のファイルを変更できました。

そしてかなりざっくり作業時間を試算したところ

400分(6時間40分)

となったので、時給1,000円として7,000円なら引き受けてもいいかも!どうせニートで暇だし!と見積もりを提案したら何と私に仕事が降りてきました。

手作業で丁寧に

最近はなんでも自動化させて効率!効率!と世知辛い世の中になってるお!

手作業こそが真心がこもった仕事だお!

だから手作業でやるお!

と自分に言い聞かせて手作業をしていたのですが、

 

めっちゃだるい

いや、予想はできていたけどほんとにだるい

という感じで20分ほどで集中力が切れたのですが、まだ60個しか終わってなくて

 

あと1,140個もある状況に絶望しました。

自動化ソフト「UWSC」

どうしたものかと思案していたときにふと

これってUWSCでできるんじゃ?

と思い立ち、パソコン(Windows10)に「UWSC」というソフトをダウンロードすることにしました。

ちなみに「UWSC」とは、

  • パソコンの操作や作業を自動化できる
  • 無料で使用可能

なパソコンソフトです(高機能なものは有料ですが、無料バージョンでも全然戦えます)。

一度体験しておくと何かのときに必ず役に立つと思うので、以下でダウンロード方法と使用方法を説明します。

ダウンロード方法

ダウンロード方法は、UWSCの公式サイトに行き、上部メニューにある「ダウンロード」をクリックして下画像の場所にある「フリーソフト」版をダウンロードして解凍します。

UWSCの実行

解凍するとUWSCのフォルダが出現するので、それを開くと次のようなファイル類があるので画像にある「UWSC.exe」をダブルクリックします。

すると、このような小さいウィンドウが開きます。

操作説明

UWSCのアイコン説明を簡単にしておくと、右から

  • 設定:パソコン作業の自動化のために各種設定ができます
  • 記録:このボタンを押してから何らかのパソコン操作をすると、この操作を記録してくれます(エクセルで言うと、記録マクロみたいなものです)
  • 実行:記録させたパソコン操作を再度実行させます
  • 保存:記録させた操作をプログラムとして保存できます
  • ファイル選択:保存したプログラムファイルを選択することで、その操作ができます

実際に使ってみるのが一番早いですが、この「UWSC」は

  • マウスの動き
  • クリック操作
  • キーボード操作

などを細かく記録させることができ、その記録を使うことで単純作業を何度も自動的にパソコンにさせることができます(操作の時間間隔なども指定できます)。

詳しい使い方は、「UWSC 使い方」などのキーワードで検索すると参考サイトがゴロゴロでてきます。

単純なパソコン作業を自動化できる

私が引き受けた仕事は

  1. 拡張子が「.pptx」であるパワーポイントファイルを開く
  2. 「ファイル」タブに移動
  3. 「名前を付けて保存」を選択
  4. 保存形式を「.ppt」にして保存

これを1,200回繰り返すだけの簡単なお仕事で、何も難しいことはありません。

 

ただ面倒くさいだけです。

なので「UWSC」を使えばあとはパソコンが自動的にやってくれます。

実際にやったこと

パワーポイントというか「Office」のソフトはほとんどの操作をショートカットキーでできます

上の操作手順をショートカットキーで表現すると、パワーポイントを開いてから、

F6 → F6 → F → A → Y → 4 → 下矢印キー → 下矢印キー → エンターキー → 右矢印キー → エンターキー → ALTキー&F4 → DELETEキー → 上矢印キー → 下矢印キー

で実現可能です。

そしてこのショートカットキーは、UWSCとも相性が良く、ショートカットキーを使うとプログラムが短くなりプログラムの修正がかなり簡単になります。

長々と説明しても仕方ないので、実際に自動化させたものをお見せしたいと思います(ファイルは実際に依頼を受けたものとは別にしてあります)。


画像が重いので見れない場合はこちら

これ、私が操作しているように見えますが、完全に自動で動いています

ちなみにこの自動化のために記述したプログラムはこれです。

FOR i = 1 TO 8
ACW(GETID("作業の自動化","CabinetWClass"),771,269,183,634,0)
KBD(VK_RETURN,CLICK,500)
sleep(2)
KBD(VK_F6,CLICK,500)
KBD(VK_F6,CLICK,500)
KBD(VK_F,CLICK,500)
KBD(VK_A,CLICK,500)
KBD(VK_Y,CLICK,500)
KBD(VK_4,CLICK,500)
KBD(VK_DOWN,CLICK,500)
KBD(VK_DOWN,CLICK,500)
KBD(VK_RETURN,CLICK,500)
KBD(VK_RIGHT,CLICK,500)
KBD(VK_RETURN,CLICK,500)
sleep(2)
KBD(VK_ALT,DOWN,500)
KBD(VK_F4,CLICK,15)
KBD(VK_ALT,UP,500)
ACW(GETID("作業の自動化","CabinetWClass"),771,269,183,634,0)
KBD(VK_DELETE,CLICK,500)
KBD(VK_UP,CLICK,500)
KBD(VK_DOWN,CLICK,500)
NEXT

このわずか24行のプログラムでパソコンが自動でパワーポイントの拡張子を「.pptx」から「.ppt」に変更しています。

ACW(GETID("作業の自動化","CabinetWClass"),771,269,183,634,0)

なお、この文は「作業の自動化」と名付けたフォルダをフォーカスするという意味です。

そして各数字は左から(単位はたぶんpx?)

  • 771:パソコン画面のX座標
  • 269:パソコン画面のY座標
  • 183:フォルダの横幅
  • 634:フォルダの縦幅
  • 0 :次のコマンドに移るまでの待機時間
KBD(VK_RETURN,CLICK,500)

そしてこれがキーボードの「エンターキー」を押す操作です。

  • VK_RETURN:エンターキー
  • CLICK:クリック(つまりキーボードのエンターキーを押す)
  • 500 :次のコマンドに移るまでの待機時間(単位はミリ秒)
sleep(2)

これは待機時間で、2秒スリープさせるという意味です(パワーポイントが完全に開ききるまで待つために設定)。

そして実際は、一行目の

FOR i = 1 TO 8

は「8回同じ操作を繰り返す」という意味なので、

FOR i = 1 TO 1200

として「1200回同じ操作を繰り返す」ように指示してパソコンをつけっぱにして寝ました。

スマートに7,000円をゲット

そして深い眠りから目が覚めると・・・

 

あらっびっくり!

なんと拡張子が「.ppt」となったパワーポイントファイルが1,200件あるではありませんか!

という感じで無事納品を済ませて報酬をゲットしたわけであります。

チート行為もできるよ!

私が学生の頃、ブラウザゲームなどで「チート行為」が流行りましたが、実はこれ「UWSC」でできます。

「UWSC」は

  • マウスの動き
  • クリック操作
  • キーボードで押したボタン

を記録できるので、ブラウザゲームを起ち上げておけばひたすら任意の操作をパソコンが自動でやってくれるというわけです。

普段の生活ではあんまりパソコン操作を自動化させたいシチュエーションはありませんが、「UWSC」という無料ソフトの存在をしっていれば、何かとあなたの役に立つときがあるかもしれません。

 

あわせて読んでほしい!

 

コメント

1:名無しさん:2017/06/10 15:12:07

なんでリネームでやらないの
3秒で終わるのに
というかこんな仕事あるのか

2:名無しさん:2017/06/10 17:56:16

1以上のコメントが思いつかない件

3:名無しさん:2017/06/10 18:05:51

http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/0606/24/news011.html

4:名無しさん:2017/06/10 19:14:41

1で終わってた
これ一応情報技術のブログだからね

5:名無しさん:2017/06/10 19:57:08

拡張子変えるだけなら2003で開いたときに開けないのでは?

6:名無しさん:2017/06/10 21:30:35

一括変換ソフト使えばもっと早いやん

7:名無しさん:2017/06/10 22:29:37

リネームしただけの中身同じもんを誰が欲しがるんだよ

8:名無しさん:2017/06/11 1:48:59

ppt2pptxみたいなのを探してパパッとできないか考えるところだけど、下手に非公式ソフト使って何かあったら怖いし、どうせこんな作業これっきりだろうし、意外とアリなのかなぁ

9:名無しさん:2017/06/11 2:45:58

自動化出来るから仕事を受けたのではなく受けてから面倒になって自動化に踏み切った点に感動しました

10:名無しさん:2017/06/12 10:33:26

pptとpptxでは中身が違うからリネームだけではNG

11:iwbjp:2017/06/12 13:50:16

依頼内容:1,200件のパワーポイントファイルを「.pptx」から「.ppt」に変更してほしい

と書かれているが正確にはパワーポイント2016のファイル形式を
パワーポイント2003に変換してほしいという依頼内容なので
記事の記述が正確ではない。

しかも
「.ppt」→パワーポイント2003までの拡張子
「.pptx」→パワーポイント2016の拡張子
と書かれているが.pptxは2007から使用されているので
パワーポイント2007-2016の拡張子と書かなければならない。

12:管理人:2017/06/13 4:59:06

皆さんコメントありがとうございます。
もの凄い注目が集まっていてバズからよくわかんない形で炎上!みたいなことってあるのかな?と警戒して数日間身を潜めていましたw(特に恐れなくちゃいけない理由はないんですけどねw)

記事の内容に関してですが、守秘義務的なものを考えて実際の作業内容とは変更したものにしています。
いい例が思いつかなかったのでナンセンスな感じになっていますが、頂いたコメントをもとに今後加筆修正をしたいと思います。
なお、記事ではテキトーに「拡張子の変更」としていますが実際はOfficeファイルのいずれかのフォーマット変更です。

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