5分でわかるリップル(XRP)の特徴と将来性

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カテゴリー: 仮想通貨

仮想通貨の一つであるリップル(Ripple・XRP)の特徴と、リップルの今後の将来性をまとめました。

※追記(2017/07/11 20:27)
この記事は昨日書きましたが、この1日で仮想通貨自体が大幅下落し、リップル自体は27円台から20円前後に下落しています。

リップル(Ripple)とは?

リップル(Ripple)とは、リップル社という会社が発行している仮想通貨で、2017年7月現在、800以上ある仮想通貨の中で時価総額3位を誇っている非常にメジャーな通貨です。

通貨単位は「XRP」で、一言で「リップル」というと

  • 会社名のリップル
  • 仮想通貨のリップル
  • 送金システムのプラットフォームを指すリップル

のどっちなのか?と混同する人たちもいるので、仮想通貨のリップルを指す場合はXRPと呼称した方が確実な場合もあります。

※ただし、一般的にリップルというと仮想通貨のことを指すので、以下、特に断りがない場合はリップル=XRPとします

「送金システム」を担うリップル

リップル(送金システムの意味)の公式サイトを見るとわかりますが、

「価値のインターネット」の実現
グローバルな商取引は急速に変化しています。
企業は営業第1日目からグローバルに対応する必要があり、顧客はサービスや情報をオンデマンドで企業から提供してもらえることを当たり前のように期待します。
しかし、既存の決済インフラではこのニーズを全く満たすことができません。
Ripple は「国際送金」を変革すべく、世界中の銀行と協働しています。
私達のビジョンは、今日情報が瞬時に移動できるのと同じように価値が移動することを可能にし、「価値のインターネット」を実現することです。

とあるように、リップル社は

  • グローバルな決済ネットワークを構築すること
  • 瞬時に確実かつ低コストな国際送金を実現すること

をテーマとした分散型金融技術に力を入れています。

そしてその取引処理として活用されているのが仮想通貨のリップル(XRP)というわけです。

リップルを一言で言うならば

リアルタイムで完結する国際送金の実現のための仮想通貨

と言えそうです。

リップルの魅力

公式サイトに書かれているように、

  • リップルの送金は4秒で完了する
  • 毎秒1000件の取引を処理できる

とあるように、リップルの魅力には以下の3つがあります。

  1. 取引の高速性
  2. 1秒あたりに処理できる回数の多さ
  3. 取引コストの安さ

取引の高速性

  • リップル  :4秒
  • イーサリアム:2分以上
  • ビットコイン:1時間以上

1秒あたりに処理できる回数の多さ

  • リップル  :1000回
  • イーサリアム:15回
  • ビットコイン:3~6回

平均取引コスト

  • XRP:0.0003ドル
  • ビットコイン:0.48ドル

このようにリップルには「送金」という分野においてかなりの魅力があります。

リップルに投資している銀行や企業

リップル社やリップルに投資している企業にはこのような著名な銀行や企業がいます。

日本では、以下の2つがよく知られているのではないでしょうか。

  • Google
  • SBIグループ

こうやってみると

リップルやべぇwwww

今買っとけばぼろ儲けできるんじゃね?

と思いますが、そう簡単にはいかないんじゃないか?と思います。

リップルの特徴

ここまではリップル社が提供した情報をもとに話を進めてきましたが、ここからは私独自の視点(私が調べた事柄)をもとにリップルについて考えてみます。

リップルの将来性を考えるにあたっては、リップルの特徴を理解しておかなかなければなりません。

リップルの特徴をざっくりまとめるとこのようになっています。

  • 通貨名:Ripple
  • 読み方:リップル
  • 通貨単位:XRP
  • 発行上限:1000億枚
  • 発行済数1000億枚
  • 市場に出回っている数383億枚
  • システム:Ripple Consensus

ここで注目してほしいのは、「発行済み数:1000億枚」と「流通量:383億枚」です。

リップルが1円上がるには?

本当はさまざまな要因があるので簡単に1円上がるために必要な資金は計算できないのですが、雑に計算すると、リップルは1000億枚が既に発行されているので、

リップル全体の価値が1円上昇するためには1000億円(日本円換算)の資金が必要

です。

また、現在(2017年7月)の取引市場における流通量は383億枚なので

取引市場においてリップルが1円上昇するためには383億円の資金が必要

です。

当然、リップル保有者たちが383億円分のリップルを売却すれば1円価格が下がります。

仮想通貨の価格はあくまでも「需要」と「供給」のバランスで決まっているので383億円投入したら1円だけ上がるというわけではありません(売り注文を突破した場合は価格が跳ね上がります)

リップルの時価総額は?

CryptoCurrency Market Capitalizations」というサイトの情報を見れば一発でわかります。

現在のリップルの時価総額は、

約1兆円(正確には\1,046,748,795,230)

です。

ちなみにこの表の見方ですが、

  • Market Cap:時価総額
  • Price:現在価格
  • Circulating Supply:流通量
  • Volume (24h):過去24時間の取引額

となっています。

時価総額を流通量で割ると、現在価格になります。

1,046,748,795,230円 ÷ 38,291,387,790XRP = 27.336円

そして、(当たり前ですが)流通量に現在価格をかけると時価総額となります。

38,291,387,790XRP × 27.336円 = 1,046,748,795,230円

このようなことがわかると、リップルの価格が1円上昇するためには流通量である383億枚に対して383億円必要であることは感覚的にも計算的にも理解できると思います。

リップルは「中央集権型の仮想通貨」

仮想通貨は一般的に「中央集権的な機関は存在しない」と言われています。

これは、仮想通貨、例えばビットコインであれば世界中のあちこちにあるコンピューターでビットコインの信頼性を担保するための作業(ブロックと呼ばれる取引台帳に取引記録を記録していく作業)が行われているので、日本円を管理する日本銀行みたいな機関は不要なのです。

しかしリップル(XRP)は、リップル社が一括で発行している仮想通貨(いわゆるマイニングができない)で、リップル社自身が大量のリップル(XRP)を保有しているため、価格調整が可能な状態となっています。

そのためリップルは「中央集権型の仮想通貨」と言われています。

流通していないリップルはどこにあるの?

リップルの総発行数は1000億枚で、既に1000億枚が発行されています。そして市場に流通しているのは383億枚です。

では、残りの617億枚のリップルはどこにあるのでしょうか?

それは、リップル社がすべて(617億枚)保有しています。

内訳としてはこんな感じです。

  • 67億枚:リップル社が保有(リップル社が好き勝手使えるもの)
  • 550億枚:リップル社が保有する預託分(リップル社が好き勝手使えないもの)

これに関しては、2017円6月29日に行われたSBIグループの経営近況報告会において発表されたこちらの資料がまとまっていてわかりやすいです。

これをみてわかるように、1000億枚のリップル(XRP)のうちリップル社自身が61%も保有していることがわかります。

リップルの下落リスク

上述したように、リップル社は1000億枚のリップルのうち617億枚を保有しています(これらは市場には流通していないものです)。

これってリップルに投資する人(リップルを購入する人)にとっては恐怖以外の何物でもありません。

というのも、リップル社が617億枚のリップルを市場に流せば(市場に売却すれば)、著しい下落となります。

現在のリップルの価格は27円なので、(あり得ませんが)仮にリップル社が617億枚のリップルを放出すれば、単純計算で10.5円にまで下落します。

現在のXRPの時価総額1,046,748,795,230円 ÷ XRPの総数100,000,000,000 = 10.5円

仮想通貨の価格は需要と供給のバランスで決まるので、過剰なリップルが市場に流れて供給過多となれば価格がつかない=0円近くにまで下落することも考えられます。

リップルのロックアップ

リップル社は1000億枚のリップルのうち617億枚を保有していますが、上述したようにリップル社がこれらのリップルを市場に流せばリップルの価格が下落するため、下落リスクがある状態でした。

しかし2017年5月16日にリップル社によって

550億枚のリップルをロックアップ(売却禁止)する計画

が発表されました(こちら)。

具体的には、

  • 2017年末までは550億枚のリップルは市場に流さない
  • 2018年から55か月をかけて毎月1日に10億枚のリップルのロックアップを解除する(しかしすべては市場に流さない→銀行などにダイレクトに販売?)
  • 毎月1日にロックアップ解除されたリップルのうち、余ったものは再び55か月間ロックアップする

※リップル社は550億枚のリップル(XRP)を暗号化してロックアップしているので、リップル社がこの計画を変えることはできません

つまり・・・

俺たち(リップル社)にも期限がこないと解読できない暗号で550億枚のリップルをロックアップしたから、絶対に今年末までリップルを市場に流せないし、来年からも一度に大量にリップルを放出しないから下落リスクはないよ。

だから安心してリップルを購入していいぞ!投資家ども!

ということです。

リップルの値動き

リップルは2017年の4月には3.7円前後の価格をつけていましたが、4月末から価格上昇が続き、5月17日に過去最高値の45円をマークしました(一か月間で約12倍もの高騰)。

この価格の高騰は、2017年5月16日に

  • 三菱東京UFJ銀行との提携の発表
  • メガバンクや地方銀行など併せて56もの銀行が参加する内外為替一元化コンソーシアム(リップルを使った送金サービスを検討する会議)に三菱東京UFJ銀行が参加
  • リップル社が保有する550億枚ものリップルをロックアップすること

などのニュースが流れたためです。

その後、利益確定売りやビットコインの分裂騒動による仮想通貨界の不穏さを嫌気した投資家による資金撤退?などに押され、現在は26~30円の間をうろちょろしています。

リップルの将来性

ここからはリップル(XRP)の将来性を考えてみます。

リップルへの追い風

  • リップル(XRP)を活用した国際送金ネットワークにSBIレミットなど世界有数の銀行が10行参加していること
  • リップル社とSBIグループが2016年5月18日に出資比率6対4でSBIリップルアジアを構築していること
  • リップルを使った送金サービスを検討する会議である「内外為替一元化コンソーシアム」に次に示すメガバンクを含めて現在59銀行が参加していること
    ・三菱東京UFJ銀行
    ・りそな銀行(このコンソーシアムの会長銀行を担当)
  • SBIグループが1930億円にも相当するXRPを持っていること

など、

  • SBIリップルアジアの構築
  • リップルの送金システムを後押しするメガバンクや地方銀行の存在
  • SBIグループを挙げたリップル(XRP)の推進

など後ろ盾がかなり充実しています。

リップルの価値は上がる!(はず)

大手金融会社の予想では、仮想通貨市場はいずれ560兆円になると予想されています(多少盛ってる感はありますがw)。

そして現在の仮想通貨市場の規模は10兆円程度なので、今後仮想通貨が世界的かつ一般的に認知されれば、投資対象として多量の資金が流れてきて、リップルにも多くの資金が流れて価格が上がることが予想されます。

リップル社の送金システムは革命的

リップル社が開発した

  • インターレジャーテクノロジー(ILP)
  • デジタルアセット(XRP)

を使用した送金システムは

  • コストダウン(従来の送金コストを60%オフ)
  • スピーディーな決済
  • 24時間稼働

という凄まじい恩恵があります。

凄いのはXRPではなく送金システム!?

ここでふと思うのが、本当に凄いのはXRPではなく、リップルという送金システムなのではないか?ということです。

その送金システムのデジタルアセットとしてXRPが使われているため、リップル(XRP)が買われているのだと思いますが、デジタルアセット自体は(素人考えですが)簡単に別のものに代替可能じゃないかと思われます。

ただし、この点はリップル社が「リップルの送金システムには必ずXRPが使われると信じてる」という声明を発表しているため、とりあえずXRPの信用は担保されている状態です。

銀行の思惑

リップルという送金システムはかなり魅力的なものなので、各国の銀行がXRPを使った送金システムに興味を示しています。

現在はXRPを使った送金システムの研究・実験段階ですが、実用化を考えた場合、デジタルアセットとしてXRPを使うことはメリットよりデメリットの方が大きいのではないかと思います。

というのも、私自身も少し仮想通貨の取引を始めてみたのですが仮想通貨というかXRP自身もかなり値動きが激しいので送金システムとして使うにはムラがありすぎると感じました。

例えば・・・100万円分のお金を送金したときに上下10%の価格変動があった場合、10万円の誤差が生じます。これって送金システムとしてはかなり致命的な欠陥です。

仮に世界の決済がXRPで行われるのであれば100歩譲れますが、まだまだ時代が追い付いていないので、各国の現実通貨が主役です。

そして、送金システムの段階で金額の目減りが生じるのは金融機関としては避けたいはずなので、

価格変動のないデジタルアセット(為替に基づいたデジタルアセット?)

が望まれるはずです。

また、そもそもXRP自体の価格が高騰すると、その送金システムを導入したい銀行の導入コストが跳ね上がるのではないか?ということもあります。

これは完全なる私の空論ですが、もしかして銀行はXRPを用いたリップルという送金システムを徹底的に検証したあと、各銀行で出資しあって

金融機関という閉じられた中で走る独自の送金プラットフォームを築く

のではないかと思います(リップル社の送金システムを活用するが、デジタルアセットとしてXRPを使わない)。

SBIグループの参入はXRPにとってはかなりのメリット

ここまでXRPに対して悲観的な話をしましたが、XRP自体の価値は今後も上がるかもしれません。

というのも、SBIグループが仮想通貨取引所として

  • 日本において:今夏にSBIバーチャルカレンシーを開業予定
  • 世界において:香港にSBI MAX(仮称)を創設予定

だからです。

SBIというネームバリューがある会社が取引所をオープンさせることで、仮想通貨の取引に多くの人が参入してくることが予想されます。

また、2017円6月29日に行われたSBIグループの経営近況報告会において、北尾社長がリップル(XRP)に関してかなり強気な発言をしていることから、SBIが開業する仮想通貨取引所でもXRPをかなりプッシュするはずです(1930億円分も買ってるしw)。

そのため、リップルの需要はますます拡大しそうではあります。

リップルは「買い」か?

最後に私自身がリップルを買うか?ですが微妙ですw

リップルにかなりの追い風があるのは事実ですが、購買力平価も何もない仮想通貨の世界で、今の価格が安いのか高いのか?は判断できないからです。

下手に手を出してバブってる価格の是正が入ると、かなりの痛手を負います(ちなみに私はギャンブルや投資は大好きですが、かなりのチキンでいっつも出遅れてますw)

そして、リップルは

  • 発行枚数(トータルで1000億枚)が多いため価格が上がりにくいのではないか?
  • 来年度から少しずつロックアップ解除された550億枚のリップルが市場に流れてきて供給過多になるんじゃないか?
  • 銀行はリップルの送金システムに飛びついているだけで、もしかしてXRPではないデジタルアセットを利用した送金プラットフォームを作るのでないか?

と懸念しているためです。

ただし、私自身悲観的な性格なので、来年に「やっぱり買っておけばよかった(´・ω・`)」となりそうなので、ほんとにちょこっとだけ買ってみようと思います。

追記(2017/07/13)

リップル購入してみました!

coincheck(登録無料)に登録して人生初の仮想通貨としてリップル(XRP)を買ってみました!

ちょうどリップルの価格が下落していたので、お買い得かな?と思って余剰資金であるお金(2万ちょっと)を入金して、

  • レート:20.43 XRP/JPY
  • 金額:20432円

合計1000個のリップル(XRP)を購入してみました。

さぁ今後はどうなるんでしょうか?w

爆上げして儲けられると信じてひたすら所持しておきたいと思います。

 

頑張って書いたのでちょろっと読んでほしい!

 

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