「管理者権限でログインしてもう一度お試しください」の対処法

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カテゴリー: パソコン

Windows10に昔のパソコンゲーム(2003年~2008年ぐらいに発売されたゲーム)をインストールしてプレイしようとすると、

管理者権限でログインしてもう一度お試しください

と出てゲームができません。

ここではその対処法についてまとめています。

原因

まず原因についてですが、Windows10がコピープロテクトのSafeDiscをサポートしなくなったからです(Windows7やWindows8ではサポートしているのでゲームできるかもです。Windows8.1からサポートが打ち切られたのでWindows8.1でもゲームできません)。

そのためSafeDiscを使っているパソコンゲーム(主にKOEIのゲーム?)は同じ現象が起きます。

私もWindows8でゲームしていたKOEIの三國志11を、Windows10のパソコンにインストールしてプレイしようとして

http://img.ysklog.net/4267-2.png

「管理者権限でログインしてもう一度お試しください」と出てこの現象に気づきました。

ちなみに、管理者権限でログインしてもう一度試してもゲームできませんでした。

対処法

原因が、Windows10がコピープロテクトのSafeDiscをサポートしていないことに起因しているので、SafeDiscをサポートするようにしてあげれば良いです。

その方法ですが、

にありますが、より簡易的にできるように私の方でも記録しておこうと思います(Windows10の64bitでの方法で、32bitの方法ではないので注意してください)。

「secdrv.sys」の準備

「secdrv.sys」ファイルをWindows10のパソコンに適用することでSafeDiscを採用しているパソコンゲームをプレイできるようになります。

しかしWindows10には「secdrv.sys」というファイルがないので、Windows7や8から「secdrv.sys」ファイルを持ってきます。

といっても、現在はWindows8や7のパソコンを持っていないと思いますので、次の方法で「secdrv.sys」ファイルをゲットしましょう。

まず、「secdrv.sys」の作成をダウンロードしてデスクトップに置き、中のファイル類をすべてデスクトップに出してください。

http://img.ysklog.net/4277-1.png

そして「secdrv.sys」ファイル(0バイトの空ファイル)を「SecDrvMagicalPig」(豚のマーク)にドラッグ&ドロップします。

すると

発行元を確認できませんでした。このソフトウェアを実行しますか?

と聞かれますので、「実行」を押してください。

すると上のような画面が出てきますので、これで0バイトの空ファイルだった「secdrv.sys」が22.5KBの「secdrv.sys」ファイルになります。

なお、「SecDrvMagicalPig」(豚のマーク)はもう不要なので削除してください。

「secdrv.sys」の自己署名

準備した「secdrv.sys」ファイルをパソコンに適用してはい終了!ではなく、少々面倒な作業が必要になります。

それはドライバファイル「secdrv.sys」の自己署名です。

「Windows 10 SDK」のインストール

「secdrv.sys」の自己署名のためには「Windows 10 SDK」が必要です(無料でインストールできます)。

Windows 10 SDKのダウンロードサイトにいき、「スタンドアロンの SDK をダウンロードする」をクリックしてインストール用ファイルをダウンロード・保存してください。

ダウンロードしたファイル「sdksetup.exe」をダブルクリックすると、インストール先を聞かれますが、下の画像の赤枠部分にあるデフォルトのインストール先で問題ないと思います。

ここが重要なのですが、上の赤枠部分にある文字列を下のようにメモ帳などにメモしてください(あとで使います)。

C:\Program Files (x86)\Windows Kits\10\

メモできたら「Next」をクリックして次に進んでください。

次に「Microsoftにデータ等を匿名で送信するか?」的なことを聞かれますが、面倒そうなことは一応「No」にして進みます。

次にライセンスの同意を求められますが、拒否する必要も特にないので「Accept」を選んで次に進んでください。

そしてここが重要なのですが、「secdrv.sys」の自己署名のために「Windows 10 SDK」をインストールするので、必要なものだけをインストールします。

具体的には下画像にある「Windows Software Development Kit」のみが必要なので、その他のチェックを外して「Windows Software Development Kit」のみをインストールしてください。

あとは流れに沿ってインストールを実行してください。

「Windows 10 SDK」を使って「secdrv.sys」の自己署名

いよいよインストールした「Windows 10 SDK」を使って「secdrv.sys」を自己署名します。

まずは作業フォルダを作成します。

Cドライブ直下に「secdrv」という名前のフォルダを作成し、その中に豚マークアイコンで作成した「secdrv.sys」ファイルを入れてください。

そしてパソコン画面の左下にある「何でも聞いてください」のところに「cmd」と入力します。

すると次のような画面が出てきますので「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」をクリックして下さい。

すると、次のような画面がでてきます。

そして

cd C:\secdrv

をコピーして貼り付けて(右クリックのみで貼り付けができるので)エンターキーを押してください。

すると下の画像のようになります。

次に、先ほどインストールした「Windows 10 SDK」を使って「secdrv.sys」に署名をつけてあげます。

下の文字列の赤文字部分は、先ほど「Windows 10 SDK」をインストールした場所を指すので、もし違う場所にインストールした場合は下の文字列を書き換えてください。

"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\10\bin\x86\makecert.exe" -pe -r -ss my -n "CN=myTest" myTest.cer

では、上の文字列をコピーして、先ほどと同じ要領で貼り付けてエンターキーを押します。

すると、下の画像のようになり、「Succeeded」が出ればOKです。

では、先ほどCドライブ直下に作成した「secdrv」フォルダを見てみましょう。

先ほどまでなかった「myTest.cer」というファイルができています。

「myTest.cer」をパソコンに登録

次に出現した証明書ファイル「myTest.cer」をパソコンに登録してあげます。

下のコマンドをコピーして、同じ要領で貼り付けてエンターキーを押してください。

"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\10\bin\x86\certmgr.exe" -add myTest.cer -s -r localMachine root

下の画像のように「CertMgr Succeeded」と表示されればOKです。

次に、下のコマンドをコピーして貼り付けてエンターキーを押してください。

"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\10\bin\x86\signtool.exe" sign -v -s my -n myTest secdrv.sys

下の画像のようになればOKです。

これで自己署名の完了です。

追記:エラーがでる

コメント欄にて以下のエラーがでるとの問い合わせがありました。

SignTool Error: Multiple certificates were found that meet all the given criteria. Use the /a option to allow SignTool to choose the best certificate automatically or use the /sha1 option with the hash of the desired certificate.

ざっくり訳すとこんな感じでしょうか。

SignToolエラー:指定された全ての基準を満たす複数の証明書が見つかりました。 「/a」オプションを使用することで、SignToolに最も適した証明書を自動的に選択できます。 もしくは要求された証明書のハッシュを持つ「/sha1」オプションを使用してもよい。

このエラーの原因は、「複数の証明書が見つかった」ということなので、恐らく何度も自己証明書の発行をしたのが原因だと思われます。

この場合は、パソコンからの指示通りに「/a」オプションを付け加えればよいと思います。すなわち次のコマンドを実行してください。

"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\10\bin\x86\signtool.exe" sign -a -v -s my -n myTest secdrv.sys

確認していませんが、恐らくこれで大丈夫なはずです。

追記:コメント欄にて、この方法でできた旨の報告があったので、この方法でできます。

「secdrv.sys」をパソコンに登録

「secdrv.sys」の自己署名が完了したので、「secdrv.sys」をシステムフォルダにコピーします。

下のコマンドをコピーして貼り付けてエンターキーを押してください。

MOVE secdrv.sys C:\Windows\System32\drivers

下の画像のようになればOKです。

テストモードでゲームをプレイ

以上で「管理者権限でログインしてもう一度お試しください」と怒られてプレイできなかったゲームをプレイできるようになります。

最後に注意がもう一つあります。それは、Windows10をテストモードにしないとプレイできないということです(複雑な話は省略します)。

さて、Windows10をテストモードにするのは簡単です。

コマンドプロンプトを管理者として実行して、下のコマンドをコピーして貼り付けてエンターキーを押してください。

bcdedit /set TESTSIGNING ON

「この操作を正しく終了しました。」と出れば完了です。

パソコンを再起動してください。パソコンを再起動すると、画面右下に下の画像のような文字が表示されているはずです。

あとは、ゲームのプレイアイコンをダブルクリックすればWindows10でゲームができるようになります(この場合でもできない場合、ゲームのアイコンを右クリックして「管理者として実行」をしてみてください)。

ゲーム終了後はテストモードも終了

ゲームをプレイして、ゲームを終了した場合、ゲームをするためにモードをテストモードにしたので、通常のモードに戻す必要があります。

その方法は簡単で、パソコン画面の左下にある「何でも聞いてください」のところに「cmd」と入力します。

すると次のような画面が出てきますので「コマンドプロンプト」を右クリックして「管理者として実行」をクリックして下さい。

そして、下のコマンドをコピーして貼り付けてエンターキーを押してパソコンを再起動してください。

bcdedit /set TESTSIGNING OFF

これで通常モードに戻ります。

今後の操作

今後は、ゲームをするときはコマンドプロンプトを管理者として実行して次のコマンドを実行し、再起動します。

bcdedit /set TESTSIGNING ON

そしてゲーム終了時もコマンドプロンプトを管理者として実行して次のコマンドを実行し、再起動します。

bcdedit /set TESTSIGNING OFF

少々面倒ですが、これを繰り返すだけで「管理者権限でログインしてもう一度お試しください」と表示されてできなかったゲームができるようになります。

最後に

今回インストールした「Windows 10 SDK」を今後使用する予定がない場合は、もう不要なので削除して大丈夫です。

また、下の画像にあるCドライブ直下に作成した「secdrv」フォルダも不要なので削除してOKです。

 

頑張って書いたのでちょろっと読んでほしい!

 

コメント

1:このようなエラーが出ます:2017/05/08 17:59:43

C:\secdrv>"C:\Program Files (x86)\Windows Kits\10\bin\x86\signtool.exe" sign -v -s my -n myTest secdrv.sys

The following certificates have been found to be suitable for signing:
Issued to: myTest
Issued by: myTest
Expires: Sun Jan 01 08:59:59 2040
SHA1 hash: C3B6B1CA0D60AF8EE47F1B8E245E4594C6D417CA

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Expires: Sun Jan 01 08:59:59 2040
SHA1 hash: AABD6CE4216E5267AFC8E1A8704730F85DF875E7

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Expires: Sun Jan 01 08:59:59 2040
SHA1 hash: 9AEB2D95CC766095E9DCC8B41E9E2DACFBE9861E

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Expires: Sun Jan 01 08:59:59 2040
SHA1 hash: 83D703A0E945B70CBE246E1BAA113C86CF550B0A

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Expires: Sun Jan 01 08:59:59 2040
SHA1 hash: 676BD485B9803E6C2ABC8AFC0EF3D151CEAD09F6

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Expires: Sun Jan 01 08:59:59 2040
SHA1 hash: 3D71177ABB3FF0E42AF54C9959852D7021F67C7A

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Expires: Sun Jan 01 08:59:59 2040
SHA1 hash: 3625BF655E6B76487D9146F8811D206BAEEBFC40

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SHA1 hash: 2CF3C11CCE18D42E8C0FD1E66AAFD0F877936196

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SHA1 hash: 1AAF24B98063D09F42E8DBD7B9270D0CC32D0A13

SignTool Error: Multiple certificates were found that meet all the given
criteria. Use the /a option to allow SignTool to choose the best
certificate automatically or use the /sha1 option with the hash of the
desired certificate.
The following certificates meet all given criteria:
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Expires: Sun Jan 01 08:59:59 2040
SHA1 hash: C3B6B1CA0D60AF8EE47F1B8E245E4594C6D417CA

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Expires: Sun Jan 01 08:59:59 2040
SHA1 hash: AABD6CE4216E5267AFC8E1A8704730F85DF875E7

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SHA1 hash: 3D71177ABB3FF0E42AF54C9959852D7021F67C7A

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SHA1 hash: 1AAF24B98063D09F42E8DBD7B9270D0CC32D0A13

この部分でこういうエラーが出ます
何度も試してしまったからでしょうか?
どうすればいいか分かれば教えてほしいです

2:管理人:2017/05/08 21:30:42

解決方法はエラー文にあるように「a」オプションを付け加えるとよいと思います。
記事中に追記したので、確認してください。
なお、この方法でうまくいった場合には報告をして頂くと助かります。

3:このようなエラーが出ます:2017/05/09 9:14:38

おお~
できました~w
ありがとうございました!

4:困りました:2017/05/21 20:30:05

「secdrv.sys」をパソコンに登録までは出来たのでテストモードで起動すべく
コマンドプロンプトに「bcdedit /set TESTSIGNING ON」を入力したら以下の文字がでました。
どうすればいいのでしょうか?
何卒ご教授願います。

C:\WINDOWS\system32>bcdedit /set TESTSIGNING ON
要素データを設定中にエラーが発生しました。
この値はセキュア ブート ポリシーによって保護されているため、変更または削除できません。

5:管理人:2017/05/22 18:21:52

こちら
http://pasofami.game.coocan.jp/Win10_DrvIns.htm
のサイトに対処法があります。

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