クレペリン検査の概要や練習問題、分析について

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カテゴリー: 生活

就職試験でクレペリン検査の実施があったのですが、事前に実施されることがわかったためクレペリン検査の対策を行いました。

ここでは、

  • クレペリン検査について調べたこと
  • クレペリン検査の練習を2回行った結果と考察

をまとめます。

クレペリン検査とは?

クレペリン検査とは、「内田クレペリン精神検査」のことで

  • 性格検査
  • 職業適性検査

の一種です。

ドイツの精神科医であるエミール・クレペリン 氏が発見した作業曲線を元に、内田勇三郎 氏が開発したものです。

下で詳しく説明しますが、一桁の数字2つを足し算していく簡単な検査(でも割と過酷な検査)で、受検者の性格や適性、処理能力が判定できるとされています。

具体的にどんなことをするの?

今回人生で初めてクレペリン検査をやってみましたが、いたって簡単です。

やることは

  1. 2つの数字の足し算
  2. 自分の性格に当てはまる特徴を選択

の2つだけです。

1.2つの数字の足し算

クレペリン検査の用紙には、下のように一桁の数字がランダムに並べられています。

やることは2つの数字の下にその足し算を行うだけです。

実際にやってみるとこんな感じです(赤字部分が足し算の結果)。

「5+4=

「4+3=

「3+6=

足し算の結果が10を超える場合は1桁目の数字だけ書きます(和の結果を10で割った余りを書く)。

「6+9=1

「9+7=1

 

クレペリン検査の用紙(かなり広い)には下のように横と縦にたくさんの数字が並べれています(30行以上&1行には100個以上?の数字が並べられています)。

これを「開始」の合図で1行目を1分間で解けるだけ解いていきます

1分経過すると試験官またはアラートが「次」と合図するので、すぐさま2行目に移って再度1分間で2行目の数字を解いていきます(このとき1行目の計算は継続してはならずすぐに2行目に移らなくてはなりません)。

また1分経過すると「次」と合図されるのですぐさま3行目に移って・・・これを合計30回繰り返します。

もちろん連続30回ではなく、前半15分間・休憩5分・後半15分間で行います。

まとめると・・・

  • 前半:1行1分で連続して15分間足し算を行う
  • 休憩:5分間(このときは紙を裏返す)
  • 後半:1行1分で連続して15分間足し算を行う

やることは単なる足し算なのであんまり頭は使いませんが、

  • 連続して取り組む高い集中力
  • ミスなく解いていく正確さ

が求められます。

実際にやってみるとわかりますが、頭だけでなく手や腕などに疲労がたまりけっこうしんどいです。

※クレペリン検査では、

  • 1と2は足し算で出現しない
  • 「3 4 4」というように同じ数字は連続しない
  • 「4 3 4」というように同じ数字が1つおきに出現しない
  • 5つの数字ごとに答えの1つが10以下になること
  • 5つの数字ごとに答えの1つが15以下になること

というルールがあるようなので練習問題をつくるときなどは気を付けてください

2.自分の性格に当てはまる特徴を選択

合計35分間の足し算のあとは、いくつか「性格」に関する設問が設定されているので自分に当てはまるものを選択します。

設問自体は「私は積極的な方である」とか「私は冷たい人間である」みたいな感じのものを選んでいく形です。

変に取り繕っても「自分をよく見せようとしている」とばれるっぽいので自然体でありのままの自分を答えるのが何かといいと思います(私は正直に答えつつもちょっといい奴感が出るようにしましたw)。

 

クレペリン検査は以上の2項目、合計40分~45分くらいで終了します。

クレペリン検査の評価について

クレペリン検査で評価に使われるのは次の3つです

  1. 作業量
  2. 作業曲線
  3. 誤答数

これら3つの単体もしくは複合で受検者の性格や適性、処理能力が判定されます。

作業量について

「作業量」は1分間でどれだけの数の足し算ができたか?を計測したものです。

作業量は「前半の平均」、「後半の平均」で考えられ次の5つの評価基準があります。

これを見てわかるように、作業量が多ければ多いほど評価が高いので、より多くの計算をした方がよいということになります(作業量高い=処理能力高い)。

作業曲線について

「作業曲線」は1分ごとの作業量の変化を曲線で表したものです。

具体的には、前半・後半それぞれ分けて15行すべての行の最後まで解けたところ(作業量)を結んだ曲線です。

この作業曲線がクレペリン検査の評価においてもっとも重要視されるものです。

理想とされる曲線は下の曲線と言われています(定型曲線)。

この曲線を描く人は性格・適性のいずれにおいても偏りがないと判断されます(一般的な人と判定?)。

≪前半≫

  • 序盤:疲れもなく集中力があるため作業量が高い
  • 中盤:徐々に疲れがたまり集中力が低下して作業量が落ち込む
  • 終盤:作業の終了が近づくと集中力が高まって作業量が回復

※前半はU字型もしくはV字型になる&曲線がギザギザになる のが好ましい

≪後半≫

  • 序盤:「慣れ」と「休息」により1行目で最も高い作業量を残す
  • 中盤:徐々に疲れがたまり集中力の低下とともに作業量が落ち込む
  • 終盤:作業量の回復はせずにそのまま落ち込む

※後半は1行目で最高作業量をマークして以降は徐々に落ち込んでいく&曲線がギザギザになる のが好ましい

 

個人的には前半も後半も高い作業量を維持してフィニッシュ!するのが最も処理能力が高い人間ではないか?と思うのですが、定型曲線から大きく外れる人は「不適」と判断されるようです(なんらかの「特性」があると判断される?)。

※クレペリン検査は単なる足し算の連続で創造性や発想力とかが不要な「作業」であるため、前半も後半も高い作業量を維持してフィニッシュ!する人は単純作業の仕事には向くけど「仕事人」としては評価されない?

誤答数について

「誤答数」とは読んで字のごとく足し算のミスをした回数となります。

この誤答数が多いと集中力がない、性格や適性に問題ありと判断されてしまいます。

「ヒューマンエラー」という言葉があるように人間はミスをしてしまう生き物ですが、なるだけ誤答数を低くすることが大事です。

ただし慎重になりすぎると「作業量」が減り、逆に急ぎ過ぎたら「誤答数」が増えるのでその塩梅は練習して掴んでおいた方がいいと思います。

練習してみました!

クレペリン検査の練習問題をダウンロードして2回練習したのでその結果と考察をまとめたいと思います。

練習1回目

こちらがクレペリン検査の練習1回目の結果です。

前半の作業量はA〇でしたが後半はギリギリA〇に届かずAという結果になりました。

ただ、後半の1回目は不思議と最高作業量をマークしました。

また、単純な足し算にも関わらず合計3つの誤答がありました。

エクセルで作業曲線を処理すると・・・

前半

後半

となり、前半は定型曲線っぽくなりましたが後半も終盤に作業量が回復する形になりました。

練習2回目

こちらがクレペリン検査の練習2回目の結果です。

前半の作業量も後半の作業量もA〇でした。

2回目は全体的に作業量が上がっているので1回目の練習の効果が発揮されたのかもしれません。

誤答数は2つでした。

エクセルで作業曲線を処理すると・・・

前半

後半

となり、終始作業量が平均的な感じになりました。

練習はやるべき!

1回目と2回目を見るとわかりますが、2回目は作業量が伸びています。

練習することで「頭の体操」と「慣れ」も相まってサクサク足し算が進んで解答数が伸びます。

本番で作業量が増えると「処理能力が高い」と判定されるメリットがあるので最低一回は練習するべきだと思います。

また、A〇を獲得できる計算速度を持っていれば定型曲線になるように調整しながらクレペリン検査を受けるというテクニックを持つことができるようになります。

余談ですが、3回目である本番では緊張感と気合も相まって作業量が前半では60後半から70台、後半の序盤では80オーバーすることもありました。

練習問題

クレペリン検査の「性格に関する関する設問」はぶっつけ本番で問題ないですが、「足し算」の方は最低1回は練習してください。

練習問題は本屋やAmazonで買えるようですが、こちらのページでA4サイズの練習問題をゲットできるので利用してみてください。

 

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