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「阿蘇黄土」:阿蘇火山からの恵み!

阿蘇市赤水には、褐鉄鉱(リモナイト)を採掘している鉱山があります。褐鉄鉱とは、微細粒~土状の鉄鉱物の集合体で、地元では「阿蘇黄土」と呼ばれています。

阿蘇の褐鉄鉱鉱床は、カルデラ湖があっときに地下からの熱水や温泉水、ガスなどに含まれる鉄分が、バクテリアなどの作用によって酸化され湖底に堆 積したものです。黄土を加熱すると酸化鉄ができます。それはベンガラと呼ばれる真っ赤な塗料として、古墳時代から弥生時代には古墳や石棺に赤色の着色をす るために利用されていました。また、第二次世界大戦の時には、「阿蘇黄土」は鉄の原料としても利用されました。

阿蘇黄土は現在、においを吸い取る作用が有ることから、脱硫剤(におい消し)としてし尿(排泄物)処理場に出荷されています。また、鉄分や有機物をたくさん含んでいることから、豚などの家畜の飼料に混ぜてエサとしても使用されています。

家畜はこのような栄養とともに、”臭い消し”を食べるわけですから、そのあとに出てくる排泄物が臭くなく、周囲の環境に非常にいいと評判になっています。